不忍池にまつわる怪談話と事件、そして歴史を書いてみます。
※遺体の写真を掲載していますので、閲覧に注意してください。
上野恩賜公園の記事 まとめ
不忍池を知ろう
不忍池にまつわる怖い話
⑴感応丸と柳の前(室町時代)
⑵お蝶伝説(江戸時代)
⑶彰義隊の怨霊(明治時代)
⑷炎が見える池(大正時代)
⑸さまよう亡霊(昭和時代)
⑹未解決の殺人事件(平成時代)
⑺私の心霊体験(令和時代)
心霊スポット
自殺名所を検証
ここの裏手にある住宅地は自殺の名所として知られていますが、 ”大島てる” で見てみると、事故物件は神社周辺よりも線路沿いに集中しています。黄色の炎マークが事故現場です。
事故物件:死亡者が出た賃貸物件のこと。 大島てる:事故物件 確認サイト
下谷神社
住所:東京都台東区東上野3丁目29-8
アクセス:東京メトロ銀座線 稲荷町駅 下車徒歩2分。
さまよう亡霊
不忍池で幽霊を見たという人、実は多いです。公園はいつも賑わっていますが、不忍池周辺は未解決の殺人事件があったり、つい先月も強盗事件があったり、ここだけ閑散としていて、怖い感じがします。池の幽霊については、若い女性の姿を見た、水面から人の顔が浮かび上がった、不気味な手が池に引きずりこもうとしていたなど。
戦争の被害
※遺体の写真を掲載していますので、閲覧に注意してください。
東京下町は、東京大空襲で多くの犠牲者を出しています。亡くなられた人の数はしばしば目にするのに、その後の話はあまり知られていません。写真にある通り、真っ黒こげになった人の山とガレキで、町は壊滅状態です。
遺体はどこへ?
これほどの遺体を火葬場で収容することは不可能で、仮埋葬という形で遺体を荼毘に付したのです。上野では8,386名、都内でも群を抜いています。
※東京の下町とは、浅草・下谷・神田・日本橋・京橋・本所・
戦争という悲しい時代の被害者となった人々の魂が彷徨い続け、未だに家族を探している話は、都市伝説だけなのでしょうか。
感想
さすがに今回のテーマは書いているのが辛くて重くて、何を伝えたら良いか迷いました。せっかく ”怪談" のタイトルを目にして見に来てくれた方に申し訳ないのですが、不忍池に生えている ”蓮 (ハス)” を取り上げてみたいと思います。
見事な蓮と弁天堂、上野恩賜公園は 秋の紅葉も素敵です。重ねますが、仏教の思想で蓮は「蓮の花になって、生まれ変わりましょう」。戦争の犠牲になった人達は、生まれ変わって、絶対に幸せになって欲しいです。悲しい過去を忘れたくないし、蓮を大切にしたいと思いますよね。それにしても蓮って、実はグロくて怖い・・・(見た目)。
そして、上野恩賜公園から徒歩5分にある、アメヤ横丁の "れんこん" と言うお店に行って来ました。面白いお店なので、別の記事で改めてご紹介いたします。美味しかった!
上野に関する情報提供を お願いしております。また、意見・指摘・感想・要望・相談などがありましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
⇓メールアドレスはこちら⇓
mari24travel@gmail.com
ご拝読ありがとうございました。