【女一人旅】死にたいなんて思うなら、長州行って 熱くなれ!(⑵山口県の萩ってエモくない?)関ヶ原、三角州、歴史

なぜ、山口県は偉人が多いのか、高い志が生まれたのか。長州が熱い理由は、その歴史にありました。幕末ファンの聖地 山口県と、江戸時代の歴史について書いてみます。

 ※2018年4月末に、山口県萩市を訪れました。

どんな旅? 

生きるのが嫌になった

私も人生に悲観した日がありました。そんな時は、やっぱり「死ぬ前にしておきたいこと」を考えるんですよね。10個、100個といっぱい書き上げている人は多いのですが、私はガチで落ち込んでいたため、そんなに頑張れる気がせず たった3つだけ挙げました。 

⑴自分の思いを文章に残すこと

⑵ロシアの極寒を体験すること

山口県へ行くこと 

こうして私は、山口県へ行ったのです。

宿泊先

萩市:¥3,500- 旅人の宿 はぎタイム (2018年4月27日 宿泊)

長門市:¥3,900- 青海島シーサイドホテル (2018年4月28日 宿泊)

宇部市:¥4,100- ビジネスホテル山田屋別館 (2018年4月29日 宿泊)

宿泊代 合計:¥11,500- (税込) 

交通費

1日目

東京 ⇒ 新山口 ¥8,800-

新山口萩駅前 ¥1,960-

まあーるバス ¥100- × 2 

2日目

萩 ⇒ 青海島 

3日目

青海島 ⇒ 角島

角島 ⇒ 下関

下関 ⇒ 宇部

4日目

宇部宇部空港

宇部空港 ⇒ 羽田空港

交通費 合計:¥ - (税込)  計算中です。少々お待ちください! 

約1000kmの道のり

2018年4月26日 20:00、 高速バス乗り場へやって来ました。

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本州の端っこ、最も西の山口県。約13時間のバスの旅は、東京からそれだけ遠いのか・・と再認識しました。

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バスの中で眠るため、私は食事や入浴は自宅で済ませて有楽町へ向かいました。貧乏旅行なので、高速バスにトイレは無し。走行距離が長いので 途中休憩(トイレ)はあるのですが、滞在時間は短め。また九州まで行く乗客も居て、車内は混雑していました。

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高速バス

楽天トラベルから 高速バスを予約、往路(行き)は、高速バスを利用。

ORION BUS (オリオンバス) TR 8021便 4列ゆったりシート

出発地:東京鍛冶橋駐車場

運行距離:約943㎞

乗車時間:約13時間20分 ()

到着時間:9:20頃 (9:40予定)

到着地:新山口駅北口

特徴:トイレ無し、途中休憩(トイレ)が短め、密接した座席

値段:¥ 8,800- (最安値は ¥5,000-位)

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新山口駅

ようやく山口県へ!新山口駅はとてもキレイです。

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印象は、”とにかく人が少ない”。私が訪れた2018年にはまだ感染症の心配など無かったのですが、”密集” ”密接” ”密閉” の無いのが 山口県。この理由は、徳川家康の意地悪にあるんですね。f:id:mari24jp:20201211155029j:plain

ちなみに、ロシア語で ”三密” は”не собрать(集まらない)” ”не приблизиться(近づかない)” ”не закривать(閉めない)” です。この話題は ロシアのニュースでも取り上げられていました。

今回の私の旅はずいぶん遠回りで、東京から萩まで直接行けるルートもあります。山口県へ行くのが初めてで慣れていなかったこともありますが、僅かな時間でも新山口駅を見たかったので良かったです。この写真は新山口駅で撮影したのですが、人が少な過ぎて、駅の中やバスの中にも人を描いたみたいですよ(嘘)。この時9:30AM。

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一目で、萩市へ行くバスだと分かりました。料金は2千円弱くらい。

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山口県関ヶ原

防長バス”、周防(すおう)、長門(ながと)。 

この長門と周防については、お城のあった長門の””の他、支藩長府”と”清末”、周防支藩岩国”と”徳山(下松)” があります。今回私が訪れたのは ”長門” です。山口県は広いです。

関ヶ原の戦いで敗れた毛利家が、徳川家康によってそれまでの領地を取られ、押し込められたのが この防長(周防長門)です。

かの有名な ”天下分け目の関ヶ原(の戦い)” 、東軍の大将は徳川家康、西軍の大将は毛利輝元でした。

毛利輝元がどんな人物かと言いますと、おじいちゃんがとっても強い武将。ひろーい中国地方を支配し(大名)、彼らの住まいは広島でした。孫はそこまでイケイケではなく、パパが子どもの頃に死んでしまい、イケイケおじいちゃんや2人の叔父さん、吉川元春小早川隆景に育てられました。小早川叔父さんは豊臣秀吉に信頼され、秀吉の(妻の)甥 ”小早川秀秋”を養子に貰いました。秀秋は、関ヶ原の戦いで裏切り者と呼ばれる人物ですね。

実はこの関ヶ原の戦いは、小早川秀秋だけでなく、輝元の吉川叔父さんの子(従弟) ”吉川広家” が勝敗を分けたのでした。戦いの最中、西軍の味方から攻め込むよう言われても「お弁当を食べてるから!」と言って、毛利家の兵が戦に参加しないよう軍を足止め(宰相殿の空弁当)したり、面白エピソードいっぱいの重要人物です。関ヶ原前の毛利家は120万石と言う単位の王様(大名)だったのですが、40万石以下に減らされてしまいました。3分の1残っただけでも広家の手柄なのですが・・。関ヶ原の戦いや長州について書くと長くなりますので、短めに。

ばく松 一色

新山口駅 ⇒ 萩バスセンター へ到着。バスターミナル?! ええ、ここなんです。

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バスの中で萩の町を見て、いよいよ私は長州へ来たんだと感動しました。ここで 私の心を震わせる吉田松陰久坂玄瑞高杉晋作が育ったのだと思うと、胸がカーッと熱くなりました。でも到着して驚きましたよね、あまりにもバスターミナルがこじんまりとしていて。

 

収入獲得は偉人によって

私は着いてまず、宿泊する場所へ荷物を預けに行きました。その途中の商店街でたくさんの吉田松陰高杉晋作を見つけ、はしゃいでしまいました。

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徳川家康の厳罰によって、城を建てるならここに作れ!と言われてしまった長州藩。つまり、良い土地ではないんですね。その代わりと言ってはなんですが、幕末のヒーローがたくさん居ます。だから ”ばく松さん” 状態なんですね。 

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おそ松さん とは:昭和の漫画”おそ松くん” (赤塚不二夫)が6人兄弟が全員無職・童貞・最底辺の成人 ”おそ松さん” としてリメイクされ、2015年から放送開始。アニメ好きの腐女子から爆発的な人気となり、映画やミュージカル、グッズなども充実。経済効果は1年ほどで70億円以上。萩は、”ばく松さん” = 幕末の志士グッズで溢れています。しかし腐女子の心をつかむには、イケメンが必須なのではないかと思われ・・。

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経済効果、10億円 

萩は海辺の町なので、お昼ごはんは海鮮を食べに行くことにしました。

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1時間で2本の ”まぁーるバス” に乗って、道の駅へ。このバスには名前がありまして、西回りは”晋作くん”、東回りは”松陰先生” と言います。どこまで乗っても100円という有り難さ。

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萩しーまーと” は、施設内にはお食事処が3店舗あり、真ふぐや瀬つきあじ、金太郎、ケンサキイカなど、萩沖で獲れた新鮮な魚を使った海鮮料理を味わえます。

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 ここは、年間売上高 約10億円年間140万人が訪れ、オープンから15年以上経った今も来客数が伸び続けている驚異の ”道の駅” なのです。萩でこれほど経済効果があったなんて、素晴らしいですよね。

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私が頂いたのは、海鮮丼定食 ¥1,300-

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ここは、あえて観光客向けにはせず、地域に密着した地元民向けの ”道の駅” として営業をしています。すると、繁盛しまくって全国有数の ”道の駅” となってしまいました。地方へ行くと必ずと言っていいほど、大型商業施設のイオンやイトーヨーカドーが栄えてますから、道の駅でこのように成功したのはとても素晴らしいですよね。私は海鮮料理を頂きましたが、もちろん魚も買えます。ただ、東京へ持って帰るには覚悟が必要かも・・(本州の端ですからねw)

萩ってどんなところ?

砂地の三角州

山口県萩市とは、三角州なんですね。この土地そのものが河口近くの砂地なのです。

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(風雲児たち 2巻/ みなもと太郎より)

つまり徳川家康は、敗軍の大将・毛利家に「日本の端っこに行け!」「城は土砂の上に建てろ!」と言ったんですね。それがです。

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長州人の誇り

朝臣の称号

本州の西側を大きく支配していた毛利家は、天皇(朝廷)から ”朝臣(朝廷に仕えていますの意味) ”の官位を授けられていました。徳川の世になる前から五大老でしたし(豊臣秀吉の統治時代)、武士の中でも身分が高かったんですね。関ヶ原の戦いが終わり、江戸時代の幕開けとなりましたが、毛利家は、徳川家康が定めた”広い領土を持った武士(大名)に対するルール(武家諸法度)” の例外を認めてもらうよう申し出ました。これが幕末までずっと続き、長州人は朝臣としての誇りを忘れることはありませんでした。辺鄙な土地に押しやられても尚、優秀な人をたくさん育てたのは素晴らしいですよね。

日本を思う心

長州人は強く ”天皇を中心に政権を取って、海外の侵略を防ごう(尊王攘夷)”という思想を持っていました。日本中を敵に回し、天皇さえ長州を疑っても(禁門の変)、彼らは戦い抜きました。 ”尊王攘夷思想” = ”開国に反対する人達”と表現されていることがありますが、それは誤りです。知識人は中国の哀れな末路(アヘン戦争 ⇒ 植民地に)を知っていたから、天皇を中心して日本を守ろうと考えたのです。ちなみに高杉晋作は上海に行き、現地を視察しています。

感想

産み出す力

私が勤めていた頃、直属の上司が山口県(長門)出身で、こんなことを言っていました。「山口県が総理大臣を多く輩出したのは、何もないからだって言いますよね

私は、産業があまり無いことこそがの強みだと思うんですね。国力の弱い(石高)が、人を育て、人が考え、情熱を燃やして偉業を成したんだと知って、感動しました。

人の持つ強い力を明治維新という大きな力に変えた長州、長州の宝である吉田松陰によって人が育ち巣立っていった場所。人は誰でも必ず才能を秘めている、そう信じて能力を開花させ、人を育んだ町が、萩です。

旅をする理由

私は、実際に土地を見て、土地の人と出会うからこそ、知らなかったことを知り、学ぶことが出来ると思います。旅する理由は、いつ行っても、いくつになっても、人生を豊かにしてくれます。

萩の良さ

私の個人的な感想です。こんなことを書いたら怒られてしまうかもしれませんが、食にこだわった旅では無いからかもしれませんが、萩でまたコレが食べたいと思えるものは無かったんですね。でも、私はまた必ず萩に行きたいと考えています。美味しい食べ物がない(産業が無い)ところに魅力を感じましたし、関ヶ原から明治維新までの恨みがどんなものかを体感しました。

でも、萩に美味しいものが無いと言うのは私の思い過ごしかもしれませんので、もし萩の美味しいお店を知っていたらぜひ教えて欲しいです!

人生に悩んだあの頃。次に行くのはまた迷った時か、強くなって萩へ帰るのか。楽しみですね。 

帰らじと思ひさだめし旅なれば ひとしほむるる涙松かな

(帰ることはないと決めた旅なので、一段と涙が出てしまう)

吉田松陰が死刑を覚悟し、罪人として東京へ行く前に詠んだ句

あとがき

毎日更新しようと決めてブログを書いてみたものの、山口シリーズの更新は 3日もかかってしまいました。読者さんが増えて嬉しく思う反面、面白い記事を書かなければ飽きられてしまいますし、読んでくれた人の時間を無駄にしてしまいますから、私なりに考えて考えて書いています。

初めて書いた神戸シリーズは試作でしたので ”歴史×観光” でしたが、上野恩賜公園シリーズは ”歴史×怪談"、珍宝館シリーズは ”エロ×観光”、北海道シリーズは ”食×観光”、そして山口シリーズは ”歴史×自己啓発” をテーマにしています。

興味を持ってもらえるテーマを考え、旅のお供になるような情報を詰め、そして伝えたい思いを込めて書いていく。大好きな長州を伝えることが出来ない自分はなんて薄っぺらい人間なんだと悩みましたし、歴史をアウトプットできるだけのインプットから始めなければならないと焦りましたし、書くことにあたり、本や教科書、HPや皆さんのブログを参考にさせていただきました。近い将来には自分のブログもそのように皆さんのお役に立てたら良いなーって思います。まだまだ勉強しなければならないことばかりですが、今を書き残すため、今を知ってもらうため、書きながら学んでいきます。誤りに気が付いたら、その都度修正も加えていきます。

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ご拝読ありがとうございました。