【怪談】行くと必ず怪奇現象に遭うって!怖〜い兵庫県(⑶布引中学校)転落事故、いじめ問題、トイレの花子さん、怪談

これは、神戸出身の友人が語ってくれた “神戸で実際に起きた怖い話” です。

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※PCでご覧いただくと、吹き出しが付きます。スマホでは表示されません。(ごめんなさい)

はじめに

今回のお話は、デリケートな ”いじめ” 問題を取り上げます。

子どもの頃の記憶は、その後の人生に強く影響します。私は、友人からこの話を聞いた時 実名を公表することだけでなく、ブログに書くことも躊躇(ためら)いました。これらの問題については、そこに通う子ども達が居て、今も心を痛めている人が居て、どのように受け止めるか分からないからです。しかし多感で繊細な心を持つ子ども達に対し ”誠実な心” でメッセージを送りたいと考え、勇気を持って書き出します。

神戸、伝説の中学校

兵庫県の怪談話を書き始めて3作目となりますが、”神戸市立布引(ぬのびき)中学校” はご存知でしょうか。神戸出身の友人いわく、この学校は地元で1、2を争う不良学校と言われています。

『前回、(兵庫県神戸市)長田区の丸山中学校について書いてたでしょう。

中央区には布引中学校ってあるんだけどね、あの丸山中学校に匹敵する不良中学で ”ヤンキー生息地" って言われてるんだよね。俺の時代(2000年頃)から暴れっぷりが凄まじくてさ、近くの春日野道駅や三ノ宮駅で暴動を起こしたり、乱闘事件(布引中学校 VS 丸山中学校)がしょっちゅうあったし、布引中学校の校区に住んでいる新1年生の親は、何とか私立中学に入かせようとするほどなんだよね

怪談の語り手

語り手を変える前に、友人”ショウ君” について説明します。

ショウ君には霊感があるようで、心霊スポットではいつも何かを感じてしまいます。

 

貧富の差か?通学区域

「ショウ君、丸山中学校 と 布引中学校 しか選べないとしたら、どっちへ行きたい?」

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『あー、俺なら 丸山中学校 だね。

何でかって言うと、布引中学校の校区は複雑なんだよ。新神戸駅山陽新幹線(新大阪~博多)の停車駅でさ、良い場所(立地)なんだけど、新神戸付近に暮らす人って駅から少し離れた 葺合(ふきあい)中学校へ進学するのね。

布引中学校は、中央小学校の生徒が進学するんだけど、この中央小学校は新設した学校で元は4つの小学校が合併してるの。春日野道駅や三ノ宮駅辺りの奴が通う感じ。俺が中学へ進学する2年前だったかな。少子化だよね。

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合併した小学校、LINEで送るね。

⑴吾妻(あずま) 小学校
⑵若菜(わかな) 小学校
⑶二宮(にのみや) 小学校
⑷小野柄(おのえ) 小学校 』


事件(問題)か、事故か
 

『布引中学校はさ、転落死亡事故 があったんだよね。俺が就職活動してた頃(2009年)かな。5階の教室の窓から生徒が落ちて、亡くなったんだ。地元の事件だから噂も聞いたし 新聞にも目を通したけど、事故だなんて信じられないんだよね。学校の発表は ”中1の男子生徒が1人で、カーテンを使って遊んでて窓から落ちた" ってんだよ。その教室に先生と生徒約30人が居たのに 誰も気が付かなかったって。窓には転落防止の柵があって、生徒に注意を呼び掛けてたらしいけどね。見えなくても音は聞こえるはずだし、こんなのクラス全員が犯人のイジメだよ』

リアルな ”トイレの花子さん

「うーん・・ 事件か、事故か。難しい問題ですね。ショウ君は、トイレの花子さんって知ってますか?
私の住む "東京都文京区の事件 が基になっている"と言われていてね。戦争が終わって10年、まだ日本は校内の安全なんて考えていない頃で、一般の人も学校のトイレを普通に使っていたの。そんな頃、小学校2年の女子生徒が休み時間にトイレへ行ったら覚醒剤中毒の男が 乱入してきて、女の子を殺害してしまったんだって。これは完全に事件として裁かれ、犯人は死刑になりました。」

『えっ、マジで!あの三番目のドアに隠れたら 上からお化けが襲ってくるヤツ

「うん。母が生まれる前の話だから私は大まかな話しか知らないけど、男子トイレと女子トイレって分かれているでしょう。まだ7歳の女の子が、トイレ付近で大人の男に迫られたら、鍵のかかるトイレの個室にすぐ逃げるよね。男はドアをよじ登って 女の子を捕まえて、声が出せないよう、履いていたパンツを口に詰めて、強姦した上 首を絞めて殺害したんだって。
トイレの花子さんのリアル は 異常者に追いかけられて、噂よりももっと怖い思いをして亡くなったんだよね」

死んでも苦しい”地縛霊”

『他の人には見えないかもしれないけど・・俺さ、学校を見ると 晴れの日でも曇って見えるんだよね。理由は分からないけど、集団のドロドロしたイメージが見えるんだ』

「"学校" って怖いよね。人が集まると、本当の自分の気持ちが出せなくなったりするよね。多数派の意見がさも真実であるかのように感じて、自分が少数派になった時、嫌われたくない、自分はおかしいかもしれないって考えるようになって、本音を言わなくなるでしょう。でもね、私は1人ひとりの違った考え方を話し合い、ぶつけ合うからこそ、人と交流する意味があると思うの。”この人と自分は違う” って事から始まって、違った意見があることを知って、より自分の考えを深めなければ集まる意味なんてないと思ってるの。学校に通ってる人には、学校の教育 や 集団の意見 が 必ず正しいわけじゃないってことを忘れないで居て欲しいな」

『前回さ、突然の死を受け入れられず浮遊霊になるって話したじゃない?人の念が残って留まっちゃうって。恨みをその場に残して死ぬと地縛霊になるから、苦しい気持ちのまま念が残ってるんだよね。学校でそれが伝わってきたことあったね』

「その場合、死んでも尚更 苦しいかもしれないね。
イジメの問題が発覚する前に亡くなってしまった場合、イジメられた人は悔しさを伝えることが出来ないでしょう。イジメた人は自分に都合の良いように言ってそれが真実になってしまうんだよね。
本人以上に 本人の辛さや苦しさを伝えられる人なんて居ないから、生死を自分で選択出来るならば、まずは生きて気持ちを伝えて欲しいね。ショウ君のお話は、死んでも楽にならないってことでしょう?」

『うん、そうだね。真実は残された人にとって都合の良いようにしかならなくて、事故として片付けられてしまうこともあるんだよね。自分の意思と関係なく死んでしまった場合どうしようもないけど、その人の悲しみは一生忘れないで欲しいね。その人にはもう未来はなく、真実を訴えるすべもないのだから』

布引と六甲山

『布引中学校ってさ、六甲山が近いんだよね。”丸山中学校の噂話” は距離がめっちゃ遠くてレア(珍しい)だけど、ヤンキーは (何故か) 単車持ってるから、よく六甲山走りに来てるんだよね』

「え、また 幽霊に繋がる話?」

『アハハ!六甲山には 幽霊話がまだまだあるからね。知ってることは全部聞かせてあげるよ』

この布引エリアには、”布引の滝” や ”布引貯水池” があります。ショウ君の話が怖かったので、また次回に。

”言い方”の違い

「ショウ君、 ”通学区域” のことを ”校区(こうく)” って言うでしょう。関東では ”学区(がっく)” って言い方するんだよ。北海道や北陸では ”校下(こうか)” 。辞書では、関東風の ”学区” が使われてるんだよ」

『へぇぇー、アレ 関西の言い方なの⁉ 全国共通だと思ってた。意外だねぇー』

あとがき

不幸はいつか幸に

私は自分の人生が大嫌いで、特に少女時代を思い出すと今も辛い気持ちが鮮明に蘇ります。家庭の事、学校の事、子どもには逃げられない事が沢山あるのに、理解されず、守られず、私は ”頭のおかしい子” で有名でした。生きるために必要な考え方は25歳を過ぎてから学び、自分で考える力を教わり、”自分らしく” 幸せに生きられるようになりました。幸いなことに、私には私をすぐ傍で見てくれる娘や娘の友達が居て、子ども達(もう大人ですけど)が私の生き方を認めてくれたので、本当に幸せな人生でした(まだ終わってないのに)。私は人より心の成長が遅かったのですが、この人生も掛け替えのない1つの完成品なのだと思います。命は全てがそうだと信じています。自分の運命や人生は 誰かと比べるものではありませんので、全てが正解ということです。

自分に合った考え方を

本来なら、子どもの辛さは大人が必ず守ってあげるべきだと考えています。でも大人は 自分のことが可愛くて、子どもを見ようともしなかったり、見て見ぬふりをする人ばかりです。叶うなら誰ひとり差別することなく、過去の私のような子ども1人ひとり全てに手を差し伸べたいけれど、ずっと傍に居て見守ることが出来ず、ごめんなさい。だから誰かの心を少しでも楽に出来たらと願いを込めて、力の及ぶ限り "分かりやすく"、"面白く"を目標に、私はブログを書きます。どうか、君が君らしく生きられる力を養ってください。

どうか、学校に行くことが少しでも楽しくなりますように。そして学校に行かなくても大人になるし幸せになれることを、忘れずに居てください。

最後に

イジメに苦しんだ人の気持ち” を書き留めておきます。

「臭いが原因でずっといじめられた。学級会でいじめ問題が取り上げられ、嫌な出来事があったら発表するように言われた。クラスの1人が”僕が臭いくて嫌だ”と意見を言った。クラス全員顔を伏せ、先生が多数決をとった。その意見に大勢が手を挙げたらしい。僕は名指しで前に立たされ、先生に指示されるまま皆に謝って、明日からどう気をつけるのか発表させられた。家のルールなんてそれぞれで、子どもが決められることじゃない。すごくつらくて心がしんどかった。死にたかった」

『私の両親は飲食店をやっています。家に帰っても家族が居ないので、私は学校が終わると食堂へ行き、両親が一生懸命働く姿を見てきました。お店が忙しい時は私も手伝っていましたが、食事を運んだりして店内を歩き回ると汗を沢山かきますし、疲れます。遅くまで働いて、帰るとお風呂に入らず寝てしまうこともありました。

ある日、肌着(体操着)を変えず登校してしまった日に学校で身体測定がありました。私はその事をすっかり忘れていて、朝礼後に気が付きハッとしましたが、受けたくない理由を話すことなど出来ません。出席番号順に並んで測定を待つと同級生との距離が近くなります。お風呂に入っていない、体操着を変えていないなど不安でいっぱいになりましたが、気づかれたくないので学校の指示に従いました。私の後ろには苦手な同級生がすぐ後ろに居て、私の臭いに気が付きました。それから卒業するまでずっと私のあだ名は ”キバミ” になりました。もじって付けられたため、両親が付けてくれた大切な名前がたちまち嫌いになりました。言われたばかりの頃は両親も一緒に馬鹿にされた気持ちになり涙が出ました。でも段々、一生懸命に働く両親が嫌いになっていき、毎朝キレイに掃除していることを知っていたにも関わらず、私は店が汚い、(両親の)身体が汚い・臭いと罵りました。私が同級生に言われたままを口にしていました。私自身は異常なほど身体を洗うようになりましたし、店の手伝いも言い訳して断るようになりました。一生懸命私を育ててくれた家族こそ大事にするべきだったのに、あの頃の私は同級生を一番に気遣い、親を憎んでいました。

あの日の出来事と心の傷から、”友達に嫌われてはいけない”と危機感を持つようになり、いつの間にか万引きなども一緒にするようになりました。捕まって学校や家に連絡が行き、お店が忙しいのに私を迎えに来てくれたお母さん、その間お店を一人で切り盛りするお父さんの様子は想像できました。それなのに万引きした原因は家庭が悪いと言って反省すらしませんでした。その時、ずっと一緒に居て、私を守ってくれたのに、お母さんの言葉も表情も思い出す事が出来ません。老いてきた母を見て、私の心無い行動を思い出す度に悲しくなります。

イジメもそうです。またあのあだ名で呼ばれ続け辛い日々を送るのが怖くて、皆がターゲットにした人を一緒にいじめました。その中には幼馴染も居て、私自身は彼女に優しくされて良い思い出ばかりだったのに、皆から外れないよう彼女を攻撃したのです。

"身体測定"という学校の全体主義から始まった”いじめへの不安”が、私をいじめっ子に変えたのです。リーダー格にはならなかったかもしれませんが、確実に私もいじめっ子の1人でした。誰かに的を絞り攻めることで得る”安心感” は居場所が出来た気にさせ、その場所でしか生きられないと思い込み、必死になって自分を守ります。そんな思いは集団に入った1人ひとりに植え付けられ、やがて拡大し、いじめはより深くなっていきます。空気やノリで人を傷つけ、上下関係を築き、心を変えてしまうのです。

身体を清潔にすることはマナーかもしれませんが、物事の最優先事項なのでしょうか。今となれば、大切な両親を傷つけてしまった事こそ悔やみますし、今も会って楽しい時間を過ごすのは、同級生グループの友達ではなく、あの幼馴染です。私の負い目は一生消えません。

学校という枠組みは、自分らしさを見失った人の心を変えてしまいます。大人になった私が悔やむのは、大切なものを傷つけてしまったことです。一時的な居場所にこだわらず、自分を大切にしてくれる人達こそ、守ってください』

子どもの頃の恐怖と苦労は、ずっと君を苦しめるかもしれません。でも君の大切なものは、君を苦しめるその何かなのか、振り返ってみてください。どうか負けないでください。

 

誠実に受け止めていきたいと思いますので、意見・指摘・感想・要望・相談などがありましたら、どうぞお知らせください。

mari24travel@gmail.com

 

 

ご拝読ありがとうございました。